ザリガニの脱皮
脱皮前のザリガニ
脱皮前のザリガニは触らない
脱皮後のザリガニ
脱皮後のザリガニも触らない
ザリガニの脱皮の起こるタイミング
ザリガニの脱皮の間隔
ザリガニの脱皮は命懸
ザリガニの脱皮×光×闇
脱皮とは?
ザリガニは一生涯、皮を脱いで成長する「脱皮」を繰り返します。
ザリガニの脱皮
普段は頑丈な甲羅で体全体を覆って敵の攻撃から身を守っていますが、そのままでは体を大きくすることができないので、一旦硬い甲羅を外し、体内で新たに作られた一回り大きい甲羅に着替えます。
この甲羅を着替える時、つまり脱皮の時期が飼育上大変難しい時期です。脱皮の前後は触ることは原則禁止です。
【ムービー】ザリガニの脱皮
Windows Media
オーディオ/ビデオファイル
1分21秒 2075kbps 20.0MB 640×480
ダウンロードに約4分程度かかります。
ザリガニ
の脱皮1
ザリガニ
の脱皮2
ザリガニ
の脱皮3
ザリガニ
の脱皮4
ザリガニ
の脱皮5
ザリガニ
の脱皮6
↑ムービーから切り出した画像のため、低画質です↑
【ムービー】ザリガニの脱皮
Windows Media
オーディオ/ビデオファイル
1分 2075kbps 14.7MB 640×480
ダウンロードに約3分程度かかります。
ザリガニ
の脱皮0
ザリガニ
の脱皮1
ザリガニ
の脱皮2
ザリガニ
の脱皮3
ザリガニ
の脱皮4
ザリガニ
の脱皮5
↑ムービーから切り出した画像のためかなりの低画質です↑
1.餌を食べる量が減る | |
2.体の色が暗くなる | |
3.頭胸甲の下のふちが透明になって新しい殻が見える | |
4.頭胸甲と腹部の間が広がる | |
5.ほとんど動かなくなる |
脱皮前のザリガニは触らない
まれですが脱皮直前に触れた場合、まれに様々な脱皮障害が起こります。ハサミが変形する、古い殻から抜けなくて自切する、エラがはみ出る、そのまま死ぬ、等です。
障害 | 回復のきっかけ |
---|---|
ハサミが変形する | 自切して生え変わるまで |
古い殻から抜けなくて自切する | 今回の脱皮では再生肢・再生芽は形成されず次の脱皮に持ち越す |
エラがはみ出る | 次の脱皮でほぼ解消 |
そのまま死ぬ | THE END... |
脱皮後のザリガニ
脱皮後は体色が通常よりも若干暗くなっています。硬化とともに色が落ち着きます。
また、脱皮したため甲羅は固まっておらず、個体差がありますが約1〜3日くらいかかって甲殻が硬化します。
えさは、胃に胃石があるので硬化の時間と関係して約1〜3日くらいは食べません。
体が固まるまでは骨がないので、ナメクジと同じ、【筋肉のみ】の状態です。だから、すばやくは動けません。共食いが起こりやすい時期なのですが、体が固まっていないと防御も攻撃もできないからです。
体の固まる時間は、体が小さいほど早いようです。
兆候 | あと何日? | 発見難度 | 画像 |
---|---|---|---|
頭胸部と腹部に隙間が出来る | 1日 | 1 ギリギリ | |
殻が薄く透明になり新しい殻の色が透けて見える | 1〜2日 | 2 そろそろ | |
再生肢の色が濃くなる・黒くなる | 1〜2日 | 3 今しばらく | |
再生肢の形がくっきりとしてくる | 3〜4日 | 4 お待ち下さい |
要因 | 結果 |
---|---|
水温の変化 | 季節の変わり目など2〜3℃以上の水温変化 |
再生肢の有無 | 無傷の個体より脱皮間隔が狭い ただし成長率は下がる |
目柄の有無 | 脱皮抑制ホルモンが絶たれることにより脱皮に制限がなくなる 成長率も大幅に大きくなる |
赤虫を餌として与える | 脱皮を誘発する成分がある? |
必要なエネルギー源 | 用途 |
---|---|
水中の酸素 | 脱皮の運動自体に必要 |
たんぱく質・脂肪 | 脱皮の運動自体に必要 カルシウムの運搬に必要 |
体内のカルシウム | 胃石結成に必要 |
水中のカルシウム | 胃石を溶かしても間に合わない分を補うのに必要 |
ザリガニの脱皮×光×闇
ザリガニを太陽光の下での飼育と、24時間の光のサイクルのない暗室での飼育の対象実験では、暗室飼育の個体の方が成長率が低いことがわかっています。また、胃石の形成にも影響します。
前の項目
このページの
↑一番上へ↑
次の項目