ザリガニノホソナガイアシ

◆ ザリガニの細長い脚 ◆

     zarigani-no-hoso-nagai-asi


ザリガニの歩く脚  ザリガニの脚の仕組み  ザリガニの生殖口・生殖器


ザリガニの歩く脚

主に歩くのに使う細い脚・歩脚は左右4対あり、脚の先端部分が前2対はハサミ脚、後ろ2対はツメになっています。
前2対のハサミ型の脚では細かい餌をつまんだり、体の掃除をしたりします。メスの場合、 産卵の時に卵を腹脚に運ぶのにも使います。巣穴を掘るときにはこのハサミ型の小さい脚2対と大ハサミを使います。
後ろ2対のツメ型の脚は主にメスが抱卵中の卵をほぐしたり、ゴミを取るのに使います。

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ザリガニの脚の仕組み

歩くための脚は、ザリガニの頭と胸が繋がった頭胸部にある4対の脚です。
ザリガニの頭胸部は動かすことはできませんが、ザリガニの脚はそれぞれが7つの節でできていて、さまざまな動きができるので、石の上や泥でも上手に歩くことができます。
ザリガニの脚の7つの節にはそれぞれ名称があります。
胴体から順番に、
胴体に繋がる部分を底節
自切面のできる節を基部
続いて1節のようになっている座節長節
はさみの向きを決める腕節
先には不動指の伸びる前節
可動指の指節と呼びます。
ザリガニの肢の節
ザリガニの脚の7つの節

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ザリガニの生殖口・生殖器

ザリガニの生殖口はオスでは第5胸脚の付け根、メスでは第3胸脚の付け根にそれぞれあります。

交尾はオスとメスが胸脚の付け根同士が合わさるように合体しますが、オスとメスの生殖口の間には距離があるので、 そのままでは精子をメスの生殖口まで運べません。
そのため、オスの腹脚の前2対は交尾器に変化していて、メスの生殖口まで精子の塊を運べるようになっています。

またオスの第3、4胸脚の座節にはトゲが生えています。これも交尾に使う部分で、雌雄を判断する基準になります。

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