ザリガニの歩く脚 ザリガニの脚の仕組み ザリガニの生殖口・生殖器
歩くための脚は、ザリガニの頭と胸が繋がった頭胸部にある4対の脚です。 ザリガニの頭胸部は動かすことはできませんが、ザリガニの脚はそれぞれが7つの節でできていて、さまざまな動きができるので、石の上や泥でも上手に歩くことができます。 | |
ザリガニの脚の7つの節にはそれぞれ名称があります。 胴体から順番に、 胴体に繋がる部分を底節、 自切面のできる節を基部、 続いて1節のようになっている座節と長節、 はさみの向きを決める腕節、 先には不動指の伸びる前節、 可動指の指節と呼びます。 ザリガニの肢の節 |
ザリガニの生殖口・生殖器
ザリガニの生殖口はオスでは第5胸脚の付け根、メスでは第3胸脚の付け根にそれぞれあります。 またオスの第3、4胸脚の座節にはトゲが生えています。これも交尾に使う部分で、雌雄を判断する基準になります。
交尾はオスとメスが胸脚の付け根同士が合わさるように合体しますが、オスとメスの生殖口の間には距離があるので、
そのままでは精子をメスの生殖口まで運べません。
そのため、オスの腹脚の前2対は交尾器に変化していて、メスの生殖口まで精子の塊を運べるようになっています。
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