ザリガニノナイゾウ

◆ ザリガニの内臓 ◆

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ザリガニの内臓  ザリガニの血   ザリガニの心臓  ザリガニの胃のしくみ   ザリガニは胃に石ができる  ザリガニの呼吸   ザリガニが陸上を歩ける理由


ザリガニの内臓

ザリガニの硬い殻の中にもヒトと同じような内臓や器官があります。
ザリガニの胃や腸は、体の真ん中を通っています。神経はそれより腹側で、心臓は背中側です。
ヒトの体の中では心臓は胸のろっ骨の下にあるので、食堂や胃などの消化管と比べて腹側になります。
つまり、ザリガニとヒトとでは神経と心臓の配置が消化管をはさんで正反対の配置になっています。

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ザリガニの血

ザリガニにも血はありますが、ヒトなどのように赤い色はしていません。
ザリガニの血液は水中では無色透明で、空気に触れると青紫色になります。
これは血液中の「ヘモシアニン」という銅を主体とする成分の色です。
ヒトの血液では「ヘモグロビン」これは鉄が主体になっているので酸素と結びついて酸素を体に運んでいる状態では錆びて赤くなっています。
昆虫やタコなども無色の血液をしています。

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ザリガニの心臓

ザリガニの心臓はヒトの心臓等のように、他の器官との明確な境界線がありません。 心臓から押し出された血液は血管を通って全身に廻りますが、帰ってくるときには静脈というものが無いので、 細胞のすき間を通って心臓の辺りまで帰ってきた血液(組織液)がまた心臓に吸い込まれて全身を廻るのです。

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ザリガニの胃のしくみ

ザリガニの胃はひょうたんを逆さにした形をしています。
手前の大きな胃には外殻と同じキチン質とカルシウムでできた歯があり、これを胃歯といいます。胃歯の突起の数は14個くらいで後ろにいくほど小さくなります。
腹側の中央には表面がざらざらした硬い突起があります。
胃を取り巻く筋肉が伸びたり縮んだりすると胃の表面が前後左右に動き、胃歯が噛み合って食べ物を更に細かく噛み砕きます。
小さな胃につながる境目は細くくびれ、そこには細かい毛がびっしりと生えていてふるいの役目をします。食べ物は大きな胃で液状にならないと小さい胃を通れません。
無事に小さい胃も通過した食べ物は腸へ入り、肝すい臓で作られた消化液と混ざり、短い腸で栄養分が吸収されます。

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ザリガニは胃に石ができる

ザリガニの胃にはカルシウムの結石ができることがあります。これはヒトに起こる結石とは違い、病気ではありません。
脱皮の前に体中のカルシウムを胃に集め、脱皮後のカルシウム源にするためのものです。
海水に棲む甲殻類は胃石を作りません。 海水にはカルシウムが多が多く含まれているので脱皮後に回りの水に含まれるカルシウムを吸収し、甲殻の硬化に利用できるからです。
ところが、ザリガニの住んでいる淡水中には、海水と違いカルシウムが多く溶け込んでいません。
そこで淡水中に棲む甲殻類は胃石を作り、脱皮後に備えるようになりました。
そして脱皮の直前になると、胃全体を占めるほど大きな結石ができます。そのため、多くのザリガニは脱皮直前には食事を摂らなくなります。

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ザリガニの呼吸

水の中で暮らすザリガニはえらで呼吸します。 甲羅の両側に、せまい部屋があり、その中にえらがぎっしりと並んでいます。
えらは左右合わせて34房からだの内側の壁や、アゴ脚の根元、歩脚の付け根などに付いていて、白いブラシのような形で、その中を血液が流れます。
えらのついている位置が、ちょうど脚の上なので、ザリガニが歩くたびにえらが動くので、新鮮な水が通り抜けます。
そのとき、血液の中の二酸化炭素が排出され、水中の酸素を取り込むガス交換が行われます。

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ザリガニがえら呼吸でも陸上を歩ける理由

ザリガニは頭胸部にある左右のえらから水中の酸素を取り込んで呼吸をしています。
しかし、水中の酸素が少なくなると水面に出て空気中の酸素を取り込んで呼吸をします。
えらが水で濡れていれば空気中の酸素で呼吸をすることができるからです。
ザリガニが陸で行動することができるのも、このような体のつくりをしているためです。

ただし、陸に住むカニほど長い間水から離れていることはできません。

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