ザリガニにハサミではさまれた ザリガニの共食いを目撃した ザリガニの集団の中で脱皮を始めたザリガニがいる
ハサミではさまれた
ザリガニを捕まえようとすると、大きなハサミで指を思いきりはさまれることがあります。
共食いを目撃した
動物質の餌を食べていないと起こります。
集団の中で脱皮が始まった
脱皮の兆候があいまいで、突然集団の中で脱皮を始める個体がいます。
つい手を振り回したり、ザリガニを傷つけて離させようとしがちですが、それでは離してくれるはずがありません。
ザリガニがはさんでくるのは身の危険を感じたからなので、安心させてやればハサミは自然と離れます。地面や水面にザリガニのお尻を着けてあげましょう。するとすぐに手を離し後方へ逃げます。
ザリガニは以外に好戦的な生き物ではありません。むやみにハサミは使いません。
ハサミや脚が取れてしまっただけの場合、後々の脱皮で回復します。
頭や尾扇肢がかじられているものは危険な状態です。一旦陸に上げて傷口を乾かすとカサブタのような物ができて助かることもあります。
しかし、徹底して安定した水質・水温管理が必要です。後々の脱皮である程度回復するでしょう。
被害者がもう死んでしまっている場合は、庭や畑に埋めてやりましょう。甲殻類の死体は土で分解されると、優れた肥料になります。
にんじんやほうれん草などを植えると、ザリガニの餌として使って小さな『生命の循環』を作ることもできます。
しかし、『ザリガニの餌』として『ザリガニ』を見たとき、これほどザリガニの体組織に近い餌はありません。
おそらくザリガニがザリガニを食べると動物質の餌としては栄養面では最高かもしれませんが、ザリガニは好んで同種や兄弟を食べたりはしないようです。
魚にも痛感神経や感情があることがわかってきているので、ザリガニにも感情などが存在するかもしれません。
共食いされる危険性があるので、脱皮している個体と周りの個体の接点を無くさなければいけません。
脱皮の途中で触るのは絶対禁止なので他の個体を触りますが、ここですぐに他の個体を捕まえにいってはいけません。捕まえようとしてもおそらくすばしっこく逃げ回るでしょう。
そして脱皮中の個体に触れて…。
なので、脱皮中の個体を中心に考えて、他の個体を寄せ付けないようにします。脱皮の時間は5分もあれば終わるので、難しいことはないですよ。
そして脱皮が終わると、その個体を隔離するか他の個体を別の水槽へ移して、体が固まるのを待ちましょう。
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